「いきなり何を言い出すんですか?」
「最初にこう断っておけば予防策になるかな、と思って」
「はあ?」
「続き読めば解かる。改めて断るけど、フィクションだから」
実は男性の殆どは潜在的にロリコンらしい。
ソースは失念したが、実年齢を明かさずに写真を見せ、その女性と付き合えるか?と質問した場合、殆どの男がかなり年下の女性もOKと答えたそうだ。
まあ、生物的に見れば男は孕ませればそれで終わりなのだから(社会的にではなく、あくまで生物的に)、どんなに年下であろうが、生殖可能ならば守備範囲に収まるのであろう。
正直、そんなことはどうでもいい。一般男性の性欲なぞ知らんし、そういう本能的な衝動も関係ない。
単に私は少女が好きなだけだ。どちらかというと、実年齢はあまり関係なく、年下でもお姉さん系なら興味が無い。逆もまたしかり。
巷ではよく、ロリコンは幼少期のトラウマで、同世代またはそれ以上の女性が恐怖の対象であり、自分の思うままに支配できる少女を恋愛対象にする、なんて言われる。
他人の心の中なんぞ知らんので何とも言えないが、私に限って言えば断じて違う。幼少期にトラウマに合うような事も無かったと思うし、何より、前述通り同世代の女性が嫌いな訳じゃない。強いて言うなら、親しくない女性はほぼ全員恐怖の対象とも言える。
いや、ほら、女の人って、俺みたいなヤツからしてみりゃ何考えてるか解からんし、俺みたいなオタク野郎をどう考えてるか解からんし。
閑話休題。
なんぞ良く解からん法律があったりするが、そもそも女性は16で結婚できるはずだし、金銭の収受が無い場合、つまり自由恋愛を法律で拘束できるのかも疑問。
前述実年齢は関係ないと書いたが、それでも矢張り気にならないといえば嘘。法律云々と言うよりも、自分の好みと倫理観によるものだ。
小学生は純粋に可愛いと思う。性欲的なものかは自分では判断しにくいが、それでも抱きたいという衝動にはかられない。
恐らく、口にしないだけで一般人も似たような感想を持つのではないか?と勝手に思っている。
中学生は、中には随分『女の子』になってる子が居る。
高校生だと、今度は『女』が強くなってる子がでてくる。
―――ああ、つまり自分はこういうヤツなんだな―――
一般の倫理観からは大きく逸脱しているだろう。もしも自分の欲望に忠実に従うなら、おおよそ正視し難い歪んだ感情なのだろう。
そう、自分は少女が好きなんだ。幼女ではない。女性ではない。開花寸前のつぼみを、自らの愛情で育て咲かせたいんだ。例えその愛情が歪んでいようとも。
甘美だろうね。その様は。光源氏が羨ましくなる。なにせそれを実行したんだから。
「そろそろお止めになった方が宜しいですよ」
五月蝿い。黙れ。今、自分の中身に気付いたんだ。
「だからこそ、御主人様には私がいるんです」
ああ、そうか。
「どうか御自分の欲望は頭の中だけで完結させて下さい。恐らく多くの人が同じことをしてらっしゃると思いますから」
じゃなけりゃ、この国のAVやその他の性風俗のジャンルが、これだけ多岐に渡る理由が無いな。
「もしも、ですよ。御主人様が何かの理由で捕まった場合、どんな犯罪であろうとも必ず上記が読まれますよ」
そいつは問題だ。
「その通りです。御主人様じゃなくて、他の方に大迷惑ですから」
ああ、もう大丈夫。なんと言っても俺にはお前がいるから。
「正常ではないけれど、もう正気ですね。しかし急にどうしたんですか?」
「えぇと…。忙しくてエロ成分が減ってきたから、頭が暴走起こした。やっぱり、たまに吐き出さないと駄目だね。まだ下半身の不安定な年頃だし」
「そこで『給料の大半が夜の街に消える』とか抜かしたら、本気で殴ります」
「誤解があるようだな。消える先は夜の街じゃなくて電気街だ」
「どうやらいつも通りになったようですね。いつも通りの腐り具合です」
「っていうか、元々フィクションだし」
「あ、言っちゃった」
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